駝鳥の戯言…

思った事、あった事をそのまま書く…うそは書かない…

シゴト

新組織になって1ヶ月。やはり思っていた通り悲惨な状態になりつつある。あまりに想定した通りだったので、我ながら状況分析能力に向上が見られたかと勘違いしてしまいそうである(笑)しかし、この状況下であまりに稚拙で説得力のない発言しかできない上席は、いったい何のために存在するのだろう。自分の上は、正直もう経営者層しかいない。経営者層、つまりは取締役達であるが、私がガキなだけなのか、得ている情報量が少なすぎるから判断が誤っているのか、それとも私の能力の低さからの問題なのか…と、いくら卑下してみた所で、やっぱり上席者の言動はおかしい。上場して、懐にカネが入って、自分の能力を過大評価してしまって…でも、株主という今まで経験したことのない連中から、能力以上のことを突きつけられて…矛盾した状況を解消出来ずに、でも自分たちの無能さは絶対に認めない…結果として能力はないのに問題の解決を迫られるとどうなるか…全てが自分の部下達へと注がれる。


 ”出来ないと言うな。どうやったら出来るか考えろ。”


 ”人がいないのはどこも一緒だ。それをどうするかがおまえ達の仕事だ。”


 ”何でもかんでも俺の所にもってくるな。”


字面通りに捉えると、無能な部下が上司に甘えている発言をした結果のリアクションに見える。しかし、実体はその逆。誰がどう工夫しても出来ないこと、うちの会社では色々な面で無理があること、そもそもやる人間が一人もいない中で、それをやれと言うこと、それがどんなに無理を言っているのか理解出来ない無能な上司。分かり易く言えば、トラックでモノを運ぶ例が良いかも知れない。

過積載…これは、まぁ法律違反ではあるが、頑張れば出来ると言う意味では無理が利く(勿論法律違反であることに変わりはないが)。眠らずに運べ…これも、労務規定に違反はしているが、頑張れば出来ないことはない(笑)だが、その会社にはトラックが3台と運転手が3人、後は社長と事務員の女の子。。。その状態で同時に100カ所全く違う場所へ明日までに荷物を運ぶ依頼が来る。社長が運転手を買って出る。クルマはレンタカー。事務員の女の子。軽トラックなら何とかなる。これで5カ所は何とか無理があるがモノは運べる。しかし、依頼はまだまだ残っている。これを社内のリソースだけで何とかやれと言うのが、今の私の上司の言っていることとほぼ同じ。普通は、残りは依頼を諦めるか、変更を依頼するか。工夫をすればなんとかなる、例えば、知り合いに運転手を頼む、他の業者に孫請けしてもらう、臨時でバイトを雇う。。。。でも、それも限界がある。知り合い程度ならともかく、臨時で雇ったバイトがいきなり仕事になるかと言えば、それは無理。他の業者に頼めば、当然コスト面では高くなる。ヘタしたら足を見られて赤字に。それら、思いつく殆どの手を使ってもまだ余ってしまっている仕事を、前出の三言をもって何とかしろと言う上司。。。。私が無能であることを認めても有り余るくらい、どうしようもないことを…トラックを、ヒトを、仕事を見越して増やしておかなかった判断ミスのおはちを、部下に押しつけている。そんな上司を信用しろという方が無理。

権限委譲という名の責任転嫁を強いられ、それでも何とか最善を尽くそうとし、それでも最終的に会社としての判断が求められるような場になってしまった場合。。。何とか解決はしたいが、所詮複数の選択肢とその中でのより良いと思われる選択案の提示が限界である時、相談、報告という名で上司の下に言った時に、選択肢を吟味するでもなく、新たな選択肢が出てくる訳でもなく、俺が何とかするから今はつなげ…くらいが出てくるかと思いきや、”とりあえずおまえが何とかしろ”と返された時の気持ち。。。ビジネスである以上感傷的になる気は無いが、正直信頼関係を持って相談に行った相手に、ブーメランのように何も変わらないオウム返しのような発言をされて。。。それでも”指示”なら、まだ許せる。しかし、指示でもない。その発言には上司のオリジナリティも責任も含まれていないから。ただの評論家の意見のようなものが返ってくる。こちらの言うことの子とばっちりをとりあえずあげつらってみる。訳の分からない関係がないことを突如持ち出して叱責する。都合が悪くなると口ごもる。言うに事欠いて、今は×××で忙しいから、頭がぱっぱらぱーだからおまえ何とかしろ(実発言)。。。一体おまえは何者だ。そう言いたくなる。上席である価値はおまえにはもうない。潔く引退して欲しい。これ以上あなたがいることは、会社にとっても部門にとっても、私にとっても害である。





手遅れにならないうちに、何とかしたい・・・・・



前向きな姿勢…随分と前に忘れてしまった自分がいる。