駝鳥の戯言…

思った事、あった事をそのまま書く…うそは書かない…

つれづれ

とても久しぶりにやってきた。前回の日記は9月18日…約2ヶ月。こうして日記を書く気になるにはずいぶんと時間がかかった。

何があったのか…は、会社内でのことであっただけだが、ちょっとまだ書く気にならない。事実…と言う意味では、私には何の問題もないことは、弁護士を立てた上で立証が出来た。しかし、現実は違った。事実があったかなかったかと言う観点での問題ではなく、問題が発生したこと自体が問題にされ、事実関係は関係なかった。。。だから、譴責処分を受けた。簡単に言うと始末書。まぁ少なからず会社には迷惑をかけたと思ってはいたので、それくらいは受け入れた。。。でも、それだけでは済まなかった。
依頼した弁護士からも言われたが、実に処分が巧妙であり顧問弁護士の井入れ知恵が見え隠れするものだった。日本では、解雇を始め、減給、降格と言う処分について司法はその妥当性に対する追求が強いらしい。しかし、それらに該当しない処分に関しては、会社の処分に関しては内部的な問題であり、関与しないと言うのが通例らしい。
今回、表だってあった処分は譴責だけ…会社から懲戒処分として文書も出た。しかし、それ以外についてはまるでとってつけたように”口頭”で言い渡された。私的には降格に匹敵するような処分を口頭で伝えてきた。が、対外的に見れば部長職を解いている訳ではないので降格にはあたらない。。。。

処分を言い渡された次の日、退職願を出した。正確に言うと叩き付けた(笑)直ぐ転職活動も始めた。有給休暇を全部消化すれば、十分に活動も出来ると踏んだ。とにかく納得出来ないことと、たかだか私の…ではあるがプライドもある。狡猾な処分の仕方にも腹が立った。それ以上に処分の根拠があまりにもひどかった。全てが一般論であった。”普通は””一般的には””典型的な”云々…で、今回の事は?…と言う事にはいっさい触れなかった。なんじゃそりゃ?こちとら弁護士も立てりゃ、自分でも判例を調べているのに、相手は一般論を立てに何も聞く気もない。問題解決能力ゼロ…存在自身を疑う。こちらの言い分はいっさい聞き入れずに、二言目には”平等に判断して”だ。まぁもう話す気力もなかった。

厄介だったのは、自分自身の弁護を自分自身でしなければならなかったこと。これは、客観的に見れば心象はあまりよろしくない。開き直っているか、言い訳しているように見えるから。それが、今回の処分に影響があったと後で聞かされたから、もう耐えられないと思った。誰が私の弁護をしてくれるんですか…と言いたい。本当は弁護士を同席させようと思ったが、前述の通り処分に関しては内部的な問題であり、口を出せない可能性があったから。後で弁護士にも聞いてはみたが、やはり同意見だった。そもそも弁護士を雇ったこと自体も気に入らなかったらしい…私が会社を訴えるつもりだ…と。なんのこっちゃ????

今回、それにもましてショックだったのは、私の直属の上司の対応と発言。まがりなりにも取締役兼本部長であるにも関わらず、私のフォローも含め何もしないどころか、あっち側にいた。勿論、取締役であるという立場柄、私サイドに肩入れすることは出来ないのは判っているが、”俺はなにもできない””俺は中立だ””俺は…”結局、助言もがんばれも何にもなかった。
表だってやってくれとは言わないけれど、ここ数年文句は一杯言ったけど、あんたに着いてきたでしょ。それは、あんたを信用してたからでしょ。なんで、私に不都合が降りかかった時に、私を信じてくれないの?信頼関係って一体何?

まぁ何を言っても始まらないし、所詮ケツの穴が小さい上司を持ったことと、能力のない警察機構が権利だけは振りかざしました…ことが、不幸なだけ。人に裏切られるのは慣れている?が、今回の件はかなりダメージが大きかった。その反面、実は味方が多かったことが発見出来たことは、非常に良かったのかもしれない。今回の件で、弁護士を紹介してくれた同僚や、愚痴愚痴状態だった私の話を聞いてくれた他部署の部長、本気で心配してくれた部下…勿論、いなくなられると困るという面もあったかもしれないけれど、とても親身になってくれる人間が私の周りにはいっぱいいた。私のことを信じてくれる人も。それがあっただけでも救いなのかも知れない。そう思わないとやってられない。

結局、会社は辞めなかった。転職活動は継続しているけれど(笑)今は少し冷静になって考えるべきだとも。辞めるのは簡単だし、職に困る訳でもないけれど、味方になってくれた人たちとの合意の形成無くして辞めるのはさすがに仁義に反すると思う。それこそ、私を信じて着いてきてくれた部下もいる。

正直、今のうちの会社はおかしい。色んな意味で。経営者層が無能なのは前々から思っていたが、それはビジネスの観点での話。。。小さかった頃の良かった面、悪い意味(笑)で日本的会社の良さ…そう言ったものが、新しく入ってきたそれなりの立場の人間に完全に殺されている。特に管理部門。。。現場のことを全く理解していないし、うちの悪い意味での良さを有無を言わさず全て否定している。そんなことを現場のことを判らず”杓子定規”にやったらどうなるか。。。そんなことも判らない経営者層って、本当に経営者???????

やはり、とっとと辞めるべきなのかも知れない。