駝鳥の戯言…

思った事、あった事をそのまま書く…うそは書かない…

BMW545

X5の試乗に行ったが乗れず、同じエンジンだからと言われた545に乗ってみた。乱暴な言い方だが、まぁ良いかと思い…が、後々まで乱暴だった。結局X5には乗らずに購入意欲減退でNGとなった。外車ディーラーって、高飛車なのはともかく、購入するとなったら至れり尽くせりの感があったけど、はっきり言って国産ディーラーの方が遥かに丁寧で不快な思いをすることがない。まぁたまたま良いセールス(高校時代の同級生)だったせいもあるが、他の国産ディーラーでもあまり不快な思いをしたことがない。のに比べて、ベンツ、BMWは両者ともディーラーの対応で車の購入に至らなかった。
はずれを引いたのかもしれないが、BMWでは試乗の予約をして行ったのに、鍵がないとか訳の分からない理由で乗れなかったり、再度挑戦と電話で確認して行ったら、同姓の”別の”営業が担当の振りして受け付けて、行ってみたら出払っていて…多分、私のことを忘れていたんだと思うが…車種を言わずに「今日は乗れますよね」って言っただけだったので…本当?の担当が店に行ったら出てきて、「同姓の別の人間が受けてしまって…」って。嘘つけ、お前だよ、電話出たのは。ベンツとは別の意味で買う気が失せた。1000万前後の車買うのに、そんないい加減な対応されて、そんな店(奴)から買うわけないじゃん。
まぁ、良いか。頑張れ!いい加減なXX君。私は君の事は信用しないけど。

1)外観
クリスバングルデザインの中では、タレ目じゃないから好きな方。7とか6とか4とか…ちょっとねぇ、タレ目はかっこよいと思わない私。で、5はツリ目過ぎだけど、結構かっこよいと思った。サイドラインもフロントからリアのフェンダーにかけてのマークXが真似したようなデザインもきりっとしていて良い。
2)内装
久しぶりにセダンに乗ったせいもあるかもしれないが、新鮮な感じがしたし高級感もあった。SUVがどれも今ひとつな質感だったので、余計にそう感じたのかもしれない。やっぱりSUVはそもそもクルマ自体がコスト高の性質があるし、同じ役割の部品にしても一つ一つが大きいから、どうしてもコスト高になるためか、質感を落としている…のだろう。ウッドの使い方もいやみがない感じだし、例のiDriveも…使い勝手はともかくモダンな感じで、合っていた。カーナビのモニタはちょっと見にくかったけど、やっぱりなんだかんだ言っても、セダンは歴史が長いのと主力車種だからこその力の入れ方…みたいなものを感じた。SUVは歴史も浅いし、セダンからの乗換えを考えると、あんまり値段に差がありすぎるのも問題なんだろうなぁ。
3)エンジン
レンジローバーと同じエンジンだから、別に敢えて545乗らなくても分かっていたんだけど、車重が軽い分思ったよりも軽やかに回ってくれた。レンジの時と同様な、ちょっと好きではないエンジン音はさておき、加速感は踏んだ分すーっと出てゆく感じで気持ち良かった。X5は上位の4.8が出たが、レンジ同様4.4では力不足だったんだろうな。フィーリングも多分4.4では今ひとつだったと思われる…が、乗っていないので分からないが。
4)総評
まぁ担当営業のせいで乗ることもなかったX5だが、SUV(BMWはSAVと言っているが…一緒で良いでしょー)としての先駆けであり、ぼちぼち次期モデルがデビューするみたいなので、熟成度はSUVの中では高いのだろう。内装デザインは、現行モデルは前セダンシリーズのアイデンティティを踏襲しているので、若干古さを感じるところもあるが、良い意味での無機質さはドイツ車好きの私には感覚的に受け入れ易い。SAVと言いながら、他のSUVと違ってオフロードを走ることは基本的に考えていない構成になっているけれど、そもそもレンジローバーでさえ、少なくとも日本のユーザでオフロードを走る人は稀でしょう。カイエンもオフロード性能に長けているとはいえ、ロープロファイルタイヤの大径アルミでオフロードを走る人もいないだろうけど。一度は乗ってみたい…が、買いはしないだろうなぁ。