カイエン／Ｓ／ターボ

そういえば、カイエンのことは書いていなかった。買う前に全シリーズ乗ったなぁ。
１）外観
ターボ以外が貧乏プラスチックを使っているのが気に入らなかった。そのせいもあってバサルトブラックにしたが、多少目立たないだけでやっぱり換えたい…けど高い。
カイエンが出た当時、見た目はなんじゃこりゃって感じだった。あのガタイであの顔？？？って印象で、とにかくものすごく違和感を感じていた。今となっては、かっこいいと思っているが、ＸＣ９０を試乗しまくっていたときは、全然かっこよいと思わなかった。一番の要因は写真写りの悪さかな。今では写真でも違和感ないけど、出た当初は写真しか見たことなかったからかっこ良いと思わなかった。とにかくあの顔で背が高くて後ろがぼてっとしていて…と、何一つ良い印象はなかった。
今、気になるとしたらリア周りの処理が普通っぽいところか。フロントがあれだけえぐいんだから、リアももう少し工夫して欲しかった。後ろから見ると普通のミニバンにしか見えない。ガーニッシュが小さいのも原因か？日本人（私）は、派手なガーニッシュが好きだからなぁ。まぁでも見慣れた。
２）内装
まぁこれは未だにＮＧ。だいぶ”見慣れ”てきたので気にならなくなってはきたが、プラスチックの材質感、使い方は未だにちょっと納得できない。特にＮＧなのは、エアコン噴出し口の角度調整用のダイヤル？、ハンドル上のティプトロのスイッチ、エアコンの操作パネルを隠すためのカバー。後者は黒仕様もあるみたいだけど、標準的なシルバーの蓋は、操作感も含めて納得していない。まぁコンソールの”しぼ”の入れ方もいかにも型押ししましたといった体裁でちょっと嫌い。オプション（ターボは標準）で、革張りにもなるけど５０万って言われて止めた。あと、Ｖ６はメータ周りが銀縁でなく黒だったのがちょっと印象悪かった。先代のボクスターもそうだけど、プラスチックの質感が低いから、メータ周りが安っぽく見える。まぁこれも見慣れた。
３）エンジン
ターボは別次元。本当はターボが欲しかったけど、予算の都合でＮＧ。試乗したときに、０ｋｍ／ｈからのフル加速を試した見てけど、免許証がいくらあってもたりないなぁと思ってしまった。車重があるから…と思ったけど、ターボだけはそんなことはお構い無しに加速した。Ｓはまぁこんなもんかと思った。Ｖ６は、試乗して選択肢から外れた。まぁそこそこ馬力はあったけど、車重に負けている上に、フィーリングも明らかにＶ８と違っていた。安かろう…なのか先入観なのか…試乗は１５分で切り上げた。
４）足回り
これは本当に1日も早く何とかしたい。試乗の時に感じなかったのは、エアサスがついていたから。トゥアレグのエアサスに比べると高いから採用は諦めていたが、他社製のバネサスに早く換装したい。
初期入力の硬さ突き上げ感はいかがなものか。ドスンという入力は、９１１に慣れていたのでそれほど気にならないけど、リバウンドがとっても嫌。でも、コーナーでのロールの少なさは、腰高でただでさえ怖いと感じるところが、全くない。トレードオフなのかなぁ？？？
５）総評
まぁ最終的に購入したのだから一番気に入っている。気に入っているからこそわがままな欲求も沸いてくるのか。ぼちぼちフェイスリフトがあるかもしれないし、トヨタのハイブリッド組み込むのも現実的なんだろう。今の車がいつまで魅力を感じさせてくれるだろうか。まぁオデッセイとは言わないけど、所詮ミニバンだから、そのうちスポーツカーが欲しくなるのかもしれない。